続 クリティカル・シンキングのすすめ

えーと、私なりの訳なんで、ふわっと読んでください。



弟子
「知恵のある者達がやってきて、自分の考えを語ります。その者たちは、自分達と異なる思想について、罵り、嘲り、卑下して、無力なものと断じています。大徳(釈迦)よ、彼らは我々を疑い、不審しています。『あなた方の中で、誰が真実を語っており、誰が釈迦の教えをただただ妄言しているのであろうか?』」と。




超スペシャルざっくり意訳。
「○○大学出てるマジで頭のいい知り合い連中から、『この中で本当の事を言ってる奴なんているの?おめーら全員変な宗教にでも洗脳されてんじゃね?』っていわれたんッス。超ショックっす。そんな危険思想は世の中では通用しないって。そいつらは俺らの言ってることも釈迦センパイのことも全然信じてくれなくて、マジ100パー疑ってかかってんすよ。自分らもなんか不安になって来ちゃって。…どうしたらいいっすか?」
by弟子



返って読みにくくなった気がしないでもないけど…まあいいや(笑)
そういった弟子たちの疑問を受けて、釈迦は言いました。



釈迦
「弟子達よ、あなた方が疑うのは当然であり、不審に思うのも当然のことです。疑うだけの理由があれば、不審が起こるものですから」




その後に、釈迦が述べた言葉が、多分私は仏教の中で一番好きです。



(真言宗泉涌寺派大本山 紫金山小松院 法楽寺のサイトより抜粋させていただきました)

釈迦
「汝らは、①風説に依らず、②伝承に依らず、③伝聞に依らず、④聖典集の所伝に依らず、⑤推論に依らず、⑥公理に依らず、⑦類比に依らず、⑧深慮され達された結論への同意に依らず、⑨有能そうな者の言葉に依らず、⑩(その)沙門が(我々の)師であるという(理由)に依ることなかれ。カーラーマ達よ、汝らが、みずから(このように)知ったならば、――『これらの法〈教え・思想〉は不善である。これらの法は非難されるべきものである。これらの法は智者より批判されるものである。これらの法は完遂され、受持されたならば、不利益と苦しみへと導く。』と、カーラーマ(弟子)達よ、ならば汝らは(それらの法など)捨て去るがよい」


大事なことなんでもう一度。
真実を見極める時の基準について。

1  風説に依らない
2 伝承に依らない
3 伝聞に依らない
4 聖典集の所伝に依らない
5 推論に依らない
6 公理(定式化された理解)に依らない
7 類比に依らない
8 深慮され達された結論への同意に依らない
9 有能そうな者の言葉に依らない
10  その沙門が(我等の)師であるという理由に依らない

このように、仏陀釈尊は、何事か真実に関わることを判断するのに、これら十の項目を挙げ、それらによってただちに判断を下すべきではなく、まず自らが確かめるべきことを勧められています。(法楽寺サイトより)


私流超意訳


噂をそのまま信じるな。
伝統や言い伝えをそのまま信じるな。
他人から聞いたことをそのまま信じるな。
聖典、聖書、教科書、辞書をそのまま信じるな。
妄想や憶測をそのまま信じるな。
道徳や常識をそのまま信じるな。
あちらが間違いだからこちらが正しいなどと比べて信じるな。
ノーベル賞を取った研究発表をそのまま信じるな。
優秀な学者の論文をそのまま信じるな。
信頼する人の言うことであってもそのまま信じるな。
師匠や先生の言うことをそのまま信じるな。



信じるなのゲシュタルト崩壊(笑)



仏教において、とても大事な事柄だと私は思うのですが、この論点であまり法話を耳にしないのは、戒律が闇雲に厳しい宗派や新興宗教にとってあまり都合が良くないからだろうな…。と思っています。
仏教には沢山の宗派や信者の団体がありますが、そこをちゃんと大事に語る宗派は信用できるなあと私は思っています。
「疑うな、とにかく信じろ」となんて釈迦は一言も言っていません。真逆ですから。

だから、私もそのような気持ちを持って私なりにたどりついた真実を語ろうと思います。
世の中の教えは、医学でも、科学でも、心理学でも、もちろんスピリチュアルでも。
どんなものであっても宗教と変わらないものだと思っているので。
簡単に他人の言うことを信じないのは、相手に依存しない為の私なりの礼儀です。
そういう意見があるんだね、と受けとめて棚に置いておいて、ゆっくり吟味して検証します。
仮の答えは出しても、そこに留まることはしません。


あなたと私の出した真実が違ったとしても、ただの言い回しと検証の仕方と与えられた目の前の課題の違いでしかない。
全てを取り払ったその先には、ワンネスが存在します。
切り取ったパズルの、ピースの形もはまる場所も違うのは当然。
違うもの同士を全て合わせるとワンピースになるのです。


http://www.horakuji.com/BuddhaSasana/Ekayana/kesamuttisutta/yakubun.htm

心鐘の里 (こころのさと)

カウンセリング及びヒーリング。OSHO禅タロット・神々の心のタロットを用いた内観。気功・アクセスバーズ。